7日目『TAU/タウ』
こんばんは!今日で一週間目の更新です!
今回紹介するのは、今年配信のNetflix限定のSF映画『TAU/タウ』です!
(原題:Tau)
視聴先:Netflix
ストーリーの冒頭は?
主人公である女性ジュリアは、スリで盗んだものを換金して生活をしていた。彼女は帰宅後、突然誰かに昏睡させられ鉄格子の檻に監禁された。
ジュリアはどうにかここから脱出しようとするが…
なぜこの映画を選んだ?
この映画が配信されたのは今年の6月末なんですが、そのときたまたま新作をチェックしたら目に入って、世界観も私の趣味と合致してそうなので、この映画を選びました。ちなみに、めっちゃ自分の趣味でした。
好きなシーンは?
AIであるTAUが、名前とは何か?人間とは何か?とどんどん知的探求をするシーンがとても好きです。知的探求のためにはどんなことでもしようとする。そんなAIの貪欲な欲求がとても面白かったです。
評価は?
私の評価は、大満足の ☆☆☆☆☆ です!
【ネタバレ含みます】
この映画はおそらく小説「失楽園」にインスピレーションを受けていると思います。まあ、神に反する物語にインスピレーションというのは皮肉を感じますが…
ジュリアはTAUを誘い、知識を得たTAUはアレックスに背き、彼女たちは出て行きます。アレックスとTAUの家は潰れ、帰ることはできなくなり、当に失楽園といった印象を受けました。
具体的に例えると、神というのはTAUを創ったアレックスで、TAUはジュリアというりんごに手を出してしまったアダムとイブ。蛇なるサタンがジュリア本人という、悪魔視点で描いているように感じました。
悪魔が神から逃げるために”人間”を利用する…今、これを書きながら気づきましたが、そういう意味でこの映画は、『発達したAIは人間である』と主張しているのかもしれませんね。