Diary of Bloo-D

自身の日記代わりのブログです。Netflixを中心にAmazonプライム・ビデオなどで観た映画などのレビューや、その日あったことなどを書くつもりです。

7日目『TAU/タウ』

こんばんは!今日で一週間目の更新です!

今回紹介するのは、今年配信のNetflix限定のSF映画TAU/タウ』です!

(原題:Tau)

f:id:Blood0816:20180808225329j:plain

視聴先:Netflix

 

ストーリーの冒頭は?

 主人公である女性ジュリアは、スリで盗んだものを換金して生活をしていた。彼女は帰宅後、突然誰かに昏睡させられ鉄格子の檻に監禁された。

 ジュリアはどうにかここから脱出しようとするが…

 

なぜこの映画を選んだ?

 この映画が配信されたのは今年の6月末なんですが、そのときたまたま新作をチェックしたら目に入って、世界観も私の趣味と合致してそうなので、この映画を選びました。ちなみに、めっちゃ自分の趣味でした。

 

好きなシーンは?

 AIであるTAUが、名前とは何か?人間とは何か?とどんどん知的探求をするシーンがとても好きです。知的探求のためにはどんなことでもしようとする。そんなAIの貪欲な欲求がとても面白かったです。

 

評価は?

 私の評価は、大満足の ☆☆☆☆☆ です!

 

【ネタバレ含みます】

 この映画はおそらく小説「失楽園」にインスピレーションを受けていると思います。まあ、神に反する物語にインスピレーションというのは皮肉を感じますが…

 ジュリアはTAUを誘い、知識を得たTAUはアレックスに背き、彼女たちは出て行きます。アレックスとTAUの家は潰れ、帰ることはできなくなり、当に失楽園といった印象を受けました。

 具体的に例えると、神というのはTAUを創ったアレックスで、TAUはジュリアというりんごに手を出してしまったアダムとイブ。蛇なるサタンがジュリア本人という、悪魔視点で描いているように感じました。

 悪魔が神から逃げるために”人間”を利用する…今、これを書きながら気づきましたが、そういう意味でこの映画は、『発達したAIは人間である』と主張しているのかもしれませんね。